自転車の側方を安全に通過するには? クルマとの間隔と速度をJAFユーザーテストで検証
【JAFユーザーテスト】自転車の側方を通過するクルマの間隔と速度、自転車運転者の感じ方を調査クルマで自転車の側方を通過するとき、どの程度間隔を空け、速度を落とせばよいのだろうか? 2026年4月に施行された改正道路交通法では、自動車が自転車の側方を通過する際、十分な間隔を確保できない場合は、安全な速度で進行することが定められている。
そこで、一般のクルマが自転車の側方を通過する際の間隔と速度について、実地調査を実施。さらに、クルマとの間隔や通過速度を変えたモニターテストを行い、自転車に乗る人の感じ方にどのような違いが生じるのかも検証。その結果をJAFウェブサイトとJAF Mate誌(2026年秋号)で公開した。
一般のクルマは、自転車の側方をどのように通過している?
クルマの接近速度と、自転車との側方間隔を計測できるセンサーを搭載して調査した。写真はイメージで、実地調査を行った場所とは異なる
実際の道路では、クルマは自転車との間隔をどの程度確保し、どのくらいの速度で通過しているのだろうか。
今回の実地調査では、接近するクルマの速度と、自転車との側方間隔を計測できるセンサーを自転車に搭載。一般のクルマが自転車の側方を通過した際のデータを記録し、その傾向を調べた。
一般のクルマが自転車の側方を通過する際の間隔と速度
| 平均側方間隔 | 平均通過速度 |
| 95cm | 時速32.8km |
調査の結果、多くのクルマが一定の間隔を空けて自転車の側方を通過していた一方、間隔や速度にはばらつきが見られた。道路の幅や対向車の有無など、周囲の状況によっては、自転車との間隔を十分に確保することが難しい場面も考えられる。
詳細はJAFユーザーテスト資料編
で確認を。
クルマとの間隔や速度によって、自転車運転者の感じ方は変わる?
続いて、クルマとの間隔や通過速度によって、自転車運転者の感じ方がどのように変わるのかを検証した。
テストでは、モニターが乗った自転車の側方をミニバンで通過し、側方間隔と通過速度による感じ方の違いを調べた。
なお、一部の条件では安全確保のため、モニターが停止した自転車に乗った状態でテストを行った。
自転車運転者が感じる不安感
テストでは、自転車とクルマとの間隔が狭い条件ほど、多くのモニターが不安を感じる傾向が見られた。また、同じ側方間隔でも、クルマの通過速度によって回答に違いが表れた。
一方で、速度を落とせば必ず不安がなくなるとは限らない。クルマが自転車のすぐ近くを長く走ることに不安を感じたという回答もあり、自転車運転者の安心感には、側方間隔と通過速度の両方が関係していることがうかがえた。
それぞれの条件でモニターの回答がどのように変化したのか、詳しい結果はJAFユーザーテスト資料編で確認してほしい。
自転車の側方通過に関するテストを動画でもチェック!
詳しいテスト結果や動画は、JAFユーザーテスト資料編をチェック!
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